スラップスティックな日々

新潟県長岡市を拠点に展開するイノセントワークのハウスクリーニング・お掃除の事。徒然なるままに…。
-別アーカイブ  [ 2013-06- ] 

2013*06*22 Sat
23:59

BORN TO RUN

今日は午前中で仕事を終えて、午後からはジムで筋トレで汗をかいてました。

おかげで上腕二等筋、大胸筋辺りはパンパンになってます。(笑)

年明けからハードワークにならない様に、週一のペースを守りながら身体を鍛えたりしています。

皮肉まじりに「疲れてんのに、そんなに身体鍛えて何目指してんの?」なんて言われたりもしてますがね。(笑)

私は自分が弱い人間だと自覚しています。

だから自分の限界に近いウエートを持ち上げようとするのです。





ブルース・スプリングスティーン 

19歳の頃、私を弟の様に可愛がってくれるS先輩とつるんではよく一緒に遊んでました。

このS先輩、確か?鹿児島出身で、典型的な九州男児って感じの人でしたけど、熱狂的なブルース・スプリングスティーン信者で、リーバイスの501に頭にはバンダナっていう当時のスプリングスティーンのスタイルをそのままコピーした格好で、高田馬場や早稲田界隈を闊歩しているような人でした。

私はこのS先輩を完全にコントロールする術を会得していて、金は無いけど飲みに行きたいな~と思えば

19歳の私 「Sさん、最近たたずまいがスプリングスティーンに似て来ましたよね。」なん     
       て言うと

S先輩   「そうか~。ヘラヘラ 飲みにでも行くか?」って、いつもこんな具合でしたか
       ら。

誰もが知ってる某有名私立大学に通うS先輩、学力偏差値なら私より遥かに上なのに、なぜもこう簡単に私の術中に落ちるかな?って不思議でしたけどね。(笑)

そう言えば、この頃まだ未成年でしたね…。



ブルース・スプリングスティーンがBORN IN THE USAツアーで来日が決定した時には

S先輩   「お前もスプリングスティーンのコンサート行くだろ?」

19歳の私 「どうしょっかな~。」

S先輩   「お前、スプリングスティーン好きじゃなかったの?」

19歳の私 「ちょっと聴いたことある程度ですけど。テヘ」

S先輩   「スプリングスティーンが日本に来るんだぞ!行かなかったら一生後悔すん
       ぞ!」

って感じで、強引に連れて行かれる事になる訳です。



コンサート当日も、代々木の駅から会場の代々木体育館アリーナまでの道中、高揚感を増幅する為に

S先輩   「ビールでも飲むか?」

19歳の私 「いいですね!」

S先輩   「やっぱりビールはバドワイザーだな!」

なんて、とことんアメリカンテイストにこだわるS先輩。

すいません。私まだ未成年でしたね。(笑) 



3時間半にも及ぶステージは圧倒的でした。

本物だけが放つ光は凄く眩しかった。

この頃から、私の中でスプリングスティーンの「BORN TO RUN」が当時の私のテーマ曲の様になった気がします。

理想だけだ高く、現実では空回りばかりしている焦燥感、苛立って無軌道に振る舞う当時の私は、遠い将来の事などまったく考えたりはしませでした。

BORN TO RUN  /   Bruce Springsteen




今にして思うと、当時のBORN IN THE USAツアーのチケットは、当然プラチナチケットだった訳で、S先輩にはただただ感謝するのみです。

私が初めて行った外タレのコンサートがスプリングスティーンだった事は凄く幸運な事です。

私は今でも、時々スプリングスティーンを聴いたりしています。

19歳当時の自分が、現在の年齢の自分など想像すら出来なかったけれど、ましてや現在の自分が相変らず「BORN TO RUN」を聴いてる姿などはね…。

自分を取り巻く世界は様変わりしてしまって、私はさまざまなものを背負っているけれど、相変らず私は弱い人間ですからプレッシャーに押しつぶされそうになった時、「BORN TO RUN」を聴いて自分自身を奮い立たせます。

無軌道だった私のテーマ曲って言う意味合いとは、随分変わってしまったけど

大きな仕事、今後の自分の岐路を分ける場面で。

7月、「BORN TO RUN」を聴く場面がやって来そうな予感がしています。











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