束の間の休みを利用して、山形県鶴岡市へ行って来ました。
鶴岡を選んだのは訪れてみたいところが幾つかあったから
その中でも一番の目的は『加茂水族館』
けっして新しくも、綺麗でもない老朽化した小さな水族館へ全国から沢山の人が訪れるのは、ここが世界一のクラゲの水族館だから。
クラゲの種類、展示の仕方など今まで見た事のないものばかりでした。
新しい建物だったり、多くの種類の生物を展示しているから人気があるってのが今までの水族館の常識だとしたら、『加茂水族館』はまったく逆、クラゲに特化した(他の生物も観れますが)希少な例外です。
今でこそ全国的に知られるようになったこの水族館も、他の多くの水族館同様、建物の老朽化と共に入館者数が減り、平成9年には入館者は9万人へと落ち込み倒産の危機を迎えました。
その危機を救ったのがクラゲだった訳です。
村上 龍男館長は自身のブログの中で
「神様は小さなクラゲの姿をしていた。 オセロの負けゲームを最後の石一つでひっくり返す為に来てくれた。」
と語っています。
ただ、私が思うのは「神様から与えられた幸運」ではなく、館長の気付き、信じる想いを継続出来た事が成功に繋がったのだと思います。
きっとクラゲを展示の中心にした水族館など前例も無く、当時としては異端だったはずですから。
館長のブログを読みながら、私は共感して胸が熱くなりました。
なぜなら私自身も同じような経験をしてきているから。
興味があったら読んでみて下さい。
『館長人情話』 加茂水族館館長 村上 龍男 自分の好きな事、やりたい事を仕事として生業に出来ている人を、私は幸せな人生だと思います。
そんな意味では私自身も十分幸せなのかもしれません。
私は創業前、「あの〇〇〇〇や、〇〇〇〇を手掛ける様な仕事がしたい。」って言った時
「この不景気に、そんな事出来るはずないじゃない!」って笑われました。
でも、もうすでにそれらの夢を叶えています。
どうしても諦められない夢を、自分の命に代えても叶えたいと願った時
奇跡、神様はやって来ると今でも信じています。
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