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W杯ブラジル大会が始まって、グループリーグも終盤を迎えようとしている今現在も、私自身はW杯ムードの様なものは一切無いのです。
エアコン地獄、いゃ!これは失言ですな。エアコンクリーニングの最盛期で、人の事を応援している余裕なんてないのです。
自分自身の持っているエネルギーのすべてを結集しないとこの繁忙期は乗り越えられないですから。
日本代表の試合もライブで観たのは初戦のコートジボアール戦の後半だけだったし、気が付いたら予選リーグ敗退しちゃってるしね。
2006年のドイツ大会と同じ轍を踏んでしまったようですね。
タレント揃いで前評判が高い時ほど結果が伴わないのはこれまで通りで、がっかりしている人も多いと思うけど、スペインやイタリアだって予選敗退している訳でそんなにW杯は甘くないって事ですよ。
日本と優勝を争う強豪国の差は、一言でいえば歴史の様なものだと思います。
前回の記事にも書きましたが、日本がサッカープロ化したのはここ十数年前でしかないのですから。
今だ進むべき道を模倣中の代表に過度な期待は禁物です。
日本人の特性に合った戦術やサッカー観を熟成していけば、いつか強豪国と互角に戦える日が来るでしょう。
50年、100年単位での強化を続ければW杯を制する時がきっと来ると私は本気で思っています。
私が興味津々なのは、惨敗して帰国する日本代表選手に対して、メディアやファンがどんな対応をするのか?って事ですね。
「残念な結果に終わったけど、よく頑張った!お疲れさん!」みたいなムードだったら最悪だよね。
本気で優勝目指している強豪国だったら生タマゴぶつけられてもおかしくない状況な訳ですから。(そうしろ!って言ってる訳じゃないので)
試合後のキャプテン長谷部が残したコメントは重要ですよ。
―目指す方向は間違っていないと今でも思えるか?
「個人的な意見で言わせてもらえれば、間違っていないと思う。
これは継続していくべきだと思う。ただ結局結果が出てないわけだから、説得力の部分が…。
どちらかというと専門家のみなさんに評価してもらって、これからの日本サッカーにつなげていくべきだと思う。
結果が出れば続けていくという形になると思うが、結果が出なかった分、どうやって考えていくか。それは僕ら自身も大事だと思う。
あとはやはり、今大会を通じて思ったのは、サッカーは世界の文化であって、その中でも特に強豪国と呼ばれる国は、サッカーが文化として根付いていて、選手が成長するのは大前提だが、やはり日頃から、ワールドカップの一時だけじゃなく、代表だけじゃなく、日本サッカー全体を日本の人達に厳しい目で見てもらって、そういうものが文化として作り上げられていくと思う。
そういうことも重要だと思う。メディアのみなさんともお互い成長していければ。」
彼はやっぱりクレバーですね。
長谷部の様なクレバーな人材が指導者や日本サッカー協会の幹部になって、日本のサッカーを動かすようになった時、日本がW杯優勝に一歩近づくような気がします。
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